相振り飛車 先手向かい飛車VS後手三間飛車研究⑲
nirosu2です。
相振り飛車研究 先手向かい飛車VS後手三間飛車第19回やっていきます。
この仕掛け▲48金と▲48玉を調べてきましたが、
あと一つ考えたい手があります。
▲48銀。
これをやっておこうと思います。
今回は今までの形と同じ筋が多いのでさらっとやっていきます。
ここで後手の手番ですが
これまで触れてきた形の通り△36歩が普通だと思う。
これを同歩は前回、前々回で触れた形とほぼ同じ筋になってしまうので考えにくい所です。
▲38金と足すのが形だと覚えましょう。
これもやりましたね。
△62玉とすると▲36歩として先手が指せる展開になりそうです。
後手は△55角としてきます。
これもまた同じ形になるんですが、
▲56銀がいいでしょうね。
少し進めます、
▲56銀以下、
△37桂成▲37同桂△22角▲86歩。
結果図は先手指せる。
ここまで進んだ図面で考えてみてほしいんですが、
今まで▲48金や▲48玉で進めてきた場合だと銀が28にいましたよね。
結果図は銀が48にいます。
細かい話なんですがこっちの方が57と37の地点を守ってて得だと思う。
かな~り戻ります。
これまでここで△36歩を19回にわけて駒組み編ということでやってきました。
ここからやっと本編です(^^;)
ここで△36歩よりも△72銀の方が圧倒的に多い印象です。
菅井ノートを読んでる人なら分かると思うんですが、
△72銀から美濃にして後手から攻める順を書かれている影響だと思われます。
後手が△72銀と指した局面です。
ここで先手は▲88飛車とします。
これですね。
先手向かい飛車VS後手三間飛車でめちゃくちゃ頻出する形です。
次回からここからの指し方とお互いの戦い方についてやっていきます。
短いですがここまで!!
読んで頂きありがとうございました。