相振り飛車 先手向かい飛車VS後手三間飛車研究⑱
こんにちは。nirosu2です。
相振り飛車研究 先手向かい飛車VS後手三間飛車第18回やっていきます。
前回はここで▲48金を調べました。
これでも先手戦えそうだったのでいいんですが、
他の手もないか調べてみたいと思います。
▲48玉!
普通に玉上がって受かってたらこれが一番いいですよね。
今日はこの手を深掘りしていこうと思います。
後手の手番ですが
①△37桂成
②△55角
が考えられます。
①△37桂成
△37桂成。
まずはこの手ですね。
この手でつぶれてしまっていたら話4にならないです。
△37桂成以下、
▲同桂△36歩▲28銀△55角▲46桂。
結果図は先手指せる。
△37歩成~△37飛車成~△45桂と猛攻してくる可能性もありますが、
▲48玉~▲58玉と左側が広いし、
局面が落ちつけば駒得が大きいから先手かなり勝ちやすい将棋だと思う。
②△55角
△55角ならどうか。
①で後手がやや不安とみれば、
先に△55角になると思う。
少し進めます。
△55角以下、
▲28銀△36歩▲38金△37歩成▲37同桂
△37同桂成▲37同銀。
ここまで一直線。変化の余地もないと思います。
ここで後手の手番ですが
②-1△45桂
②-2△36歩
が考えられます。
②-1△45桂
△45桂ならどうか。
△45桂以下、
▲36歩△37桂成▲37同金△28銀。
結果図は難解。
結果図では▲46金か▲46桂だと思います。
▲46金なら角切って△37金と打ってくるんだと思います。
後手の攻めが重いから筋悪そうですが先手も自信ないと思う。
▲46桂の方がマシかもしれないですね。
しかし金とって△45金と食いつかれて、いい手があったらかなり危険にも見えます。
②-2△36歩
△36歩ならどうか。
これも普通ですね。
少し進めます。
△36歩以下、
▲46銀△46同角▲46同歩△37銀▲59玉△38銀ならず。
結果図は後手指せる。
△37歩成が受からないですね。
結果図では▲38飛車とするくらいですが、
構わず△37歩成です。
▲38飛車△37歩成▲15角はよく見る手ですが
△62玉で、
37とを角でとったら△47金、
飛車でとったら△37同飛車成▲37同角に△47金や△39飛車で後手良いと思う。
というわけで結論。
①△37桂成⇒先手指せる。
②△55角⇒後手指せる。
でした。
▲48玉は攻められてる所と近くて無理かなー・・・
次回は▲48玉、▲48金にかえて他にないか調べます。
ここまで読んで頂きありがとうございました。