相振り飛車 先手向かい飛車VS後手三間飛車研究研究①概要
こんにちは。nirosu2です。
今回から相振り飛車の研究記事をやっていこうと思います!!
相振り飛車って勉強するのがかなり難しくて、
対抗形や相居飛車に比べると定跡と言えるようなものがかなり少ないように思います。
振り飛車党でも相手が振り飛車なら自分は居飛車を指すっていう対抗形党もいますので、
プロの実践もそこまで多くない。
しかし将棋ウォーズや将棋倶楽部24ではよく出てくる形ではありますので、
調べていればそれなりに勝てるものでもあります。
何から話していけばよいか決めかねていて、
タイトルもどうしようかなと思ってます(;´Д`)
書きながら整理していくので
この記事ではこういうのやろうと思ってます~っていう
全体の概要的なものと思っていただければと思います。
何から書いていけば良いのか分からないので、
思いついたところからいろいろと書いていきます。
先手向かい飛車VS後手三間飛車をやろうと思ってます。
長年振り飛車やってますがこうなることが最も多い。
後手側は美濃囲いで固定して調べていきます。
菅井ノートの影響だと思いますが、
後手側は美濃囲いを採用する人が一番多い印象がある。
後手から△36歩と突かれた場合の対処。
これを先手から取るタイミングの判断は、
後手側の銀が42にいたら取る、31にいたら取らなくていいと思ってる。
先手側が36の歩を取らずに駒組みを進めて、
△42銀と上がられた局面です。
こうなった場合は▲36歩としたいんですが、
もし▲48玉としてしまうとどうなるか。
▲48玉以下、
△37歩成▲37同銀△36歩▲28銀△33銀▲46歩△44銀▲35銀。
こう進んでしまうと早くも後手良しです。
銀の出足が早くて上部を抑え込まれてしまいます。
ここまで後手側うまくいくことは少ないけど、
銀を35に設置しておけば大体後手勝ちやすい将棋。
というわけで△42銀と上がった所は先手側
▲36歩と応じるのが良いと思われます。
先手側の囲いは金無双か矢倉を目指します。
先手側は美濃は個人的におススメできないです。
理由は3筋で1歩交換した後に1筋から端攻めされるのがめちゃくちゃ早い。
3筋の1歩交換をした局面です。
矢倉を目指すなら▲48玉、金無双なら▲37歩という感じです。
後手側は浮き飛車にしてくることが多いです。
後手の飛車は、先手が矢倉なら32まで引き、金無双なら34が常識でした。
菅井ノートを読んだ方なら分かると思うんですが、
実は矢倉でも浮き飛車にするのが有力と分かりました。
先手側が矢倉で駒組みを進めるとだいたいこんな感じになります。
ここで後手からいきなり△45歩と動く手がある。
初見の方はかなり驚いたと思うんですが
実はこれがめっちゃ強力かつ単純で強い。
先手側同歩と応じる他ないですが、
更に▲65歩とします。
これを先手側から対応するのがかなり難しいんです。
ここを基本図にして、
先手向かい飛車矢倉VS後手三間美濃を研究していく予定にしてます。
▲86歩と飛車先をついてないパターンもやります。
意味としては▲85歩間に合わないので囲いの優先と角交換になった後
▲86角を用意しています。
序盤の駒組みに戻ります。
後手からの1歩交換を先手側▲37歩と受けると金無双になります。
先手は金無双を選ぶことが多いです。
駒組みを普通に進めるとこんな図面になります。
ここで後手側は△33銀と△44歩に大きく分岐します。
ここを基本図として、
先手向かい飛車金無双VS後手三間美濃もやりたいなあと思う。
もっと手前で△36歩をしてくるパターンもあります。
これも意外と厄介で、同歩の後△55角とか乱戦にして来られることもあります。
こんな感じの3つを基本図に、
先手向かい飛車VS後手三間飛車の研究やっていきます。
ブログで全部やると凄いボリュームになりそうですね。
というのは、振り飛車党なら先手側も後手側も持つ可能性があって、
双方細かく調べる必要があります。
頻出する形でもありますから、
将棋ウォーズの3切れだと時間節約のため早く指すことが大事になってくるので、
研究しているとただ知ってるだけで勝ちにできる将棋も多くあります。
どこか割愛する可能性もありますが、こんな予定にしています。
今回は以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。