にろすのおうち

将棋とカラオケとドラクエと妻が好きな30代男性です。なんでもほどほどに。

将棋倶楽部24で四段になるために定跡勉強は必要?詰将棋は?初段~二段で伸び悩んでる方へ

 

こんにちは。nirosu2です。
今日はいつもの研究記事ではなく
気分転換で違うお題にしてみました。

将棋倶楽部24で四段になるために定跡勉強か詰将棋の勉強は必要か」

です。
初段~二段あたりで壁を感じてて伸び悩んでる人の参考になればと思います。


この記事で書く内容はメンタル的なことがメインです。
もし自分と合わないなと思ったら閉じてください。
自分の思ってる方法で勉強されたほうがいいと思います。


というのが、私は基本的に根性論的なのが嫌いだからですw
「自分はこうしてうまくいった。だからみんなも同じようにしたらできます」
みたいな思考があまり好きじゃないです。

一人一人能力が違うんだから、同じようにしても出来ない人はいます。
人によって将棋に避ける時間も違うし、記憶力も違うんですから。

と前置きした上で・・・
経験談としてこんな人もいてるんだなって感じで
偉そうなこと書いてますが我慢して読んで頂けたらと思いますw

詰将棋は読みの速度を上げるために必要

まず私の経験から
私は将棋倶楽部24で初段になるまでは
詰将棋のみでいけたといっても過言じゃないくらい詰将棋はやりましたと思う。

5手詰めの赤と緑のハンドブックですね。
当時大学生で学校行くまで片道2時間かかってたので
その2時間の間に赤と緑1周ずつする。終わったら反対に向けて1周ずつする。
行きだけでなく帰りもやる。これを電車の中で日課にしてました。

 

今思うと車内で凄まじいスピードで本読んでたし
そんな人見たら引きますよね・・・(^▽^;)
人目も全然気にせず夢中で解きまくってましたw

 

4年間ずっとやったかと言われると覚えてないんですが、
将棋を始めてから初段になるまで1年半か2年はずっとやってた気がします。

 

慣れてくると赤と緑正面1周ずつ、
反対向けて1周ずつを1時間半くらいでできるようになってました。

このくらいやってたおかげだと思うけど、
私の場合はほとんど詰将棋のみで初段になれた。

実際、当時は同じ棋力の人が相手だったら
互角で終盤になれば少なくとも5割以上は勝てる自信がありました。

 

でもある所で全然勝てなくなったんですね。
そこが僕は初段~二段のレンジでした。


終盤いくら自信あっても大差をつけられてしまって
終盤力が発揮できないから勝負にならないんですね~。

 

この行き詰まりを感じたから序盤勉強やり始めました。
今は序盤~中盤の方が得意です。

 

でももしかしたらその行き詰まりのタイミングで更に7手詰~9手詰、
もっと長い詰将棋やっていたら詰将棋のみでも四段は可能かもしれないし、
私の将棋も終盤特化型の棋風だったかもしれないです。

 

というより、自分が高段になって後でわかったことですが
5手詰めを爆速で解けるレベルでは、四段以上の棋力の人が相手だと互角でも優位とは言えないと思う。

 

という僕の経験を踏まえての話になるんですが、

将棋倶楽部24で四段以上を目指すなら終盤が得意苦手関係なく必要だと思ってる。

最低限の詰む詰まない、5手~7手詰はすぐ気づくくらいの詰将棋力は必要だと思う。

 

もう一つ詰将棋をやる理由をあげるなら、
即詰みに打ち取るためにやるのではなく、読みの速度をあげるためにも必要です。

 

将棋倶楽部24で段タブに入ると
早指で指す人が大半なので30秒将棋を指せるようになりますので、読みの速度が命です。

 

第一感の手がよくなくて、

2つ目3つ目に読んだ手の方がよかったなんてことはめっちゃあります。
読みの速度が遅いとこの2つ目3つ目の手を読むには30秒では時間が足りないんです。

私の場合は多分読みの速度を上げる訓練は
5手詰めハンドブックの読み込みで既に習得していたんだと思う。

 

序盤の勉強はやるに越したことはない

私はとりあえず本に書いてる事の丸覚えをやりました。

四間飛車の急所2~3
四間飛車破り居飛車穴熊
・相振り飛車を指しこなす本1~4

 

この本を徹底的に読み込んだ。


どこのページにどの変化が書いてるかも覚えるくらい読みました。
実戦で曖昧だなと思ったところは対局が終わった所は復習する。
また指す。これの繰り返し。


5手詰めやり込んでたおかげか脳内将棋盤が出来上がってたんだと思うけど、
記載されてる変化を読み込むのもそんなに苦しくなかった。

 

いやむしろ詰将棋より楽だったかもしれないです。
解けない問題で何十分も頭ひねってるよりかは書いてる手順を並べて
プロの形勢判断をそのまま自分に落とし込む作業なので。

 

あと読みとか一切必要なくてただ知ってるだけで勝てる将棋も結構ある。
嘘みたいなんですけどマジです。終盤強いとか関係ない。

 

ただ細かいことをいっぱい覚えないといけないので
丸覚えとか勉強が苦手な人には向いてないと思う。


・序盤負けてても中終盤で勝てる自信がある
・結局将棋は終盤だから序盤適当でいいや
・プライベート忙しくて定跡を覚えてる時間がない

 

この辺に当てはまるんだったら序盤勉強にリソースを割かずに
終盤特化型を目指した方がいい可能性がある。

 

というわけで私の中の結論ですが
詰将棋をとことん突き詰めてやるならそれのみでも四段になれる可能性はある
詰将棋は苦手だったら序盤研究に切り替えるのもあり。

以上です。
ぼんやりしたテーマでしたが何か参考になれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。